簿記検定試験・全経簿記検定、全商簿記検定
簿記の検定試験は、似たような検定試験を以下の3つの団体が主催しています。
・全経簿記(主催全国経理教育協会)
・全商簿記(主催全国商業高等学校協会)
・日商簿記(主催日本商工会議所)
全経簿記は、文部科学省後援の簿記検定試験で、全国約300の専門学校が加盟する全国経理教育協会が主催しています。
全商簿記は、全国の商業高校が加盟する全国商業高等学校協会が主催する簿記検定試験で、高校で使用されている教科書の範囲内からの出題されるので、基礎・基本を重視された試験になっています。
3つの検定試験の中では、最も易しくなっています。
1)全経簿記
1-1資格の種類・試験科目・試験時間・合格基準
・上級試験科目商業簿記/工業簿記/原価計算/会計学、試験時間3時間合格基準70%以上、かつ科目毎の得点40%以上
・1級試験科目会計(商業簿記を含む)/工業簿記、試験時間3時間、合格基準70%以上(1科目のみの合格あり)
・2級試験科目商業簿記/工業簿記、試験時間1時間30分、合格基準70%以上
・3級試験科目商業簿記、試験時間試験時間1時間30分、合格基準70%以上
・4級試験科目商業簿記、試験時間試験時間1時間30分、合格基準70%以上
1-2受験資格
制限なし
1-3試験日(年3回)
毎年、7月の第2日曜日、11月の第3日曜日、2月の第3日曜日
ただし、上級試験は6月、2月のみ
1-4受験料、合格率
上級7,000円、15%〜25%前後
1級3,000円、30%〜50%前後
2級1,500円、50%前後
3級1,200円、50%前後
4級1,000円、70%前後
注)合格率は変動幅が大きい。
1-5各試験のレベル
上級:
各科目に高度な知識を有し、複雑な経理実務処理能力を有するレベルです。
合格者には、税理士試験受験資格が与えられます。
1級:
企業の経理責任者として必要とされる商業簿記及び工業簿記に関する知識を有するレベルです。
2級:
個人企業及び法人企業の経理担当者として必要な商業簿記に関する知識を有するレベルです。
3級:
個人企業における経理担当者として必要な商業簿記に関する知識を有するレベルです。
4級:
商業簿記の入門・基礎的な知識を有するレベルです。
2)全商簿記
1-1資格の種類・試験科目・試験時間・合格基準
・1級試験科目会計(商業簿記を含む)/工業簿記、試験時間3時間、合格基準70%以上
・2級試験科目商業簿記、試験時間1時間30分、合格基準70%以上
・3級試験科目商業簿記、試験時間試験時間1時間30分、合格基準70%以上
1-2受験資格
制限なし
1-3試験日(年3回)
毎年、1月の第4日曜日、11月の第4日曜日
1-4受験料、合格率
1級2,000円、50%〜60%前後
2級1,000円、50%〜60%前後
3級1,000円、70%前後
注)合格率は変動幅が大きい。
1-5各試験のレベル
1級:
株式会社の会計処理が行えるレベルです。
2級:
個人企業の会計処理が行えるレベルです。
3級:
個人企業の基礎的な会計処理が行えるレベルです。